こんばんは(^-^)
今日の大阪は、午後から雨です。
少し湿度が高いので、我が家のうさぎのつきにとっては暑いようで、クールボードに乗っています。
そしてもうすぐ梅雨の季節、一年で一番湿気が多い季節です。
うさぎにとって、6月頃のじめじめとした湿気は大敵です。
人間も湿度が高いと体調を崩しやすくなりますが、うさぎさんにとっても湿気は大敵で、体調を崩す原因になります。
水やペレットが傷みやすく、すのこなどの飼育用品にカビが生えたり、排せつ物から雑菌が繁殖したりします。
特に子うさぎや高齢うさぎ、寝たきりのうさぎには注意が必要です。
寝たきりのうさぎは、お尻周りにハエがついてウジが発生することもあります!
そこで、私たちが出来るうさぎの湿気対策をまとめてみました☆
目次
うさぎに適した湿度は?
うさぎに適した気温は18度から25度、湿度は40から60パーセントと言われています。
(夏は、室温20度から23度 湿度50から60%、冬は、室温18度から20度 湿度40から60%を目安)
この値は、書籍やサイトによっては多少違いがありますが、これから到来する梅雨の時期は一年で最も湿度が高くなりますので、注意が必要です。
温度と湿度は、感覚ではなく、温湿度計をケージ当たりに設置して管理しましょう。
アナログタイプが好きな方はこちら
デジタルタイプが好きな方はこちら
湿度が高いとどうなるの?
湿度が高くなると、細菌、カビ、ダニなどが繁殖しやすくなります。
特にマンションは気密性が高いので、湿度が高くなりやすくなります。
このような環境では、人間同様、うさぎの健康にとってもよろしくありません。
湿度が高い時にうさぎがなりやすい不調とは?
湿度が高いとうさぎは体調を崩しやすくなりますが、具体的にどのような不調が出てくるのでしょうか?
呼吸器系の病気
湿度が高くなると、スナッフルなどの呼吸器系の病気にかかりやすくなります。
ケージには通常トイレを設置するので、どうしてもある程度の時間、排せつ物を置く事になります。
尿汚れは、時間の経過とともに細菌によって分解されアンモニアが発生します。
そして、空気中に発生したアンモニアが流れ込み、匂いや細菌の繁殖の原因になります。
湿度が高くなると、さらに空気中の匂いや細菌の繁殖を加速させることになります。
アンモニアはうさぎの呼吸器系に細菌感染を引き起こす原因にもなります。
アンモニアは低濃度であっても、うさぎの呼吸器系に負担をかけますので、湿度を低く保ち換気を良くすることが大切になります。
食欲の減退
温度や湿度の上昇により、うさぎは食欲がなくなることがあります。
食欲がなくなると、うっ滞などの病気につながることがあります。
皮膚疾患
湿度が高くなると、皮膚疾患を起こしやすくなります。
うさぎの毛は保温に優れていますが、一度濡れると乾きにくいという特徴があります。
湿度が高い室内にいると、被毛が必要以上に空気中の水分を吸収して毛の空気の流れが悪くなり、真菌や細菌性の皮膚疾患やソアホックを起こしやすくなります。
うさぎの為の湿気対策
それでは、うさぎが快適に過ごせる湿度対策とはどんなことがあるでしょうか。
フードの保管に気をつける
ペレットや牧草を保存している容器には除湿剤シートを入れましょう。
我が家もフード容器に除湿剤を入れています。
ケージの周辺も部分的に除湿
ケージ周辺には、据え置きタイプの除湿剤をおいてみましょう。
また、ケージ置き場を風通しのよい場所に置いたりして、湿気の多い場所を避けましょう。
清潔にする
ケージ内は清潔に保ちましょう。
カビ発生防止のために、ペレット入れやウォーターボトルは毎日丁寧に洗ってください。
オシッコで濡れたすのこをそのままにしているとカビが生えることも!
また、湿度が高いと水や野菜が腐ったり、牧草やおやつに虫がつきやすくなったりするので要注意です。
除湿する
エアコンの除湿機能を使ったり、除湿機を置いたりして室内を除湿しましょう。
同じ気温でも、湿度が低いと涼しく感じます。
ただ、エアコンの除湿機能は、湿度とともに温度が下がりすぎることがあるので注意です。
気温は高くないけど湿度が高い時は、除湿器を使うと効率的です。
換気を良くする
部屋の湿度を下げる事も重要になりますが、換気も大切な要素になります。
換気を良くして、空気の流れをよくすることで、多少湿度が高くても体感温度を下げることが出来ます。
換気をする場合は、飼い主さんが自宅にいる時で、朝や日が暮れてからの涼しい時間帯にしましょう。
外からの風は無風であっても、扇風機を外に向けて対角の窓を開けると部屋に風が入ります。
窓が一つしかない部屋なら、ドアを開けるなどして2ヶ所以上の開口部を確保しましょう。
まとめ
以上、梅雨時期の湿度が高い時にうさぎがなりやすい不調と、うさぎの湿気対策についてまとめてみました!
参考になれば幸いです☆