こんばんは(^-^)
最近暖かくなってきて、春はもうすぐそこまでやってきている様子ですね!
春は、多くの動物が赤ちゃんを産む季節です。
野生で暮らしているうさぎさんも、繁殖の季節は春と決まっています。
3月や4月の春に、瀬戸内海にある「うさぎ島」と言われている大久野島を訪れると、巣穴から出てくるうさぎの可愛い赤ちゃんをたくさん見ることが出来ます!
さて、ペットのうさぎさんは、繁殖の季節が決まっていないので、一年中繁殖が可能になっています。
なので、年中発情期があるのです。
今回は、うさぎの発情期と発情期の行動、我が家のうさぎの場合についてまとめてみました。
目次
うさぎの発情期ってどんなの?
うさぎさんは、生後6ヶ月でほぼ大人になりますが、早くて生後4ヶ月頃から発情を伴う行動が見られることがあります。
うさぎさんの性成熟期は個体差がありますが、男の子で生後6-10ヶ月、女の子で生後4-8ヶ月頃です。
性成熟期がくると、男の子は交尾と射精が可能になり、女の子は排卵が可能になります。
早熟な場合は3ヶ月くらいで訪れることがあります。
うさぎには生理はなく、交尾の刺激で排卵をします。
一方、オスには発情の周期はなく、条件がそろうと発情するようになっています。
小型な種ほど早い傾向があり、ネザーランドドワーフのような小型種は4~6ヶ月ごろ、フレミッシュジャイアントのような大型種では8ヶ月ごろになります。
性成熟期を迎えると繁殖が可能になりますが、性成熟後も体の成長はまだ続いています。
繁殖に適した体になるのは、体重の増加が止まり充分に成長してからになります。
実は、我が家のうさぎのつきも、生後3ヶ月にも満たない段階で、お尻を振るわす行動を見せるようになりました。
Youtubeから動画をお借りしましたが、こんな感じです。
男の子をお迎えするのは初めてだったので、この行動を始めて見た時、痙攣をおこしているのかと焦りました(汗)
うさぎ専門店のスタッフに聞いたら、「それは発情期の行動だから、そのうち腰を振るようになるわよー。」なんて言われましたが。
つきは早熟だったのでしょう。
発情期に見られる男の子と女の子の行動の違い
発情期に見られるうさぎの行動を見て行きましょう。
男の子と女の子では違いが見られます。
ただ、個体差があるので、男の子でも発情行動が頻繁に見られるうさぎもいれば、特にそういう行動が見られないうさぎもいます。
また、男の子に多いマウンティングやスプレー行為ですが、女の子でもそのような行為を見せるうさぎもいます。
男の子
- マウンティング
マウンティングは、メスの背中に乗って腰を振る行為です。
カクカクとも言いますが、発情期になると、飼い主さんの腕や足、ぬいぐるみにすることがあります。
- スプレー
スプレーとは、おしっこを飛ばして、自分の縄張りを主張することです。
部屋んぽ時に、部屋の中のものや飼い主さんに対して飛ばすことが多いです。
部屋に自分のにおいがついていないものに出会ったときなどに、おしっこを飛ばすことがあります。
- スタンピング
スタンピングは、「足ダン」とも呼ばれ、仲間に危険を知らせたり、威嚇する時などに後ろ足を地面に踏み鳴らすことです。
発情期には、イライラしているので、スタンピングが多くなることがあります。
ごはんが遅かったり、ごはんの味がいつもと違うことでスタンピングをするうさぎもいます。
- マーキング
肛臭や顎下の臭腺から出る分泌液をこすりつけて、自分の匂いをつけようとします。
部屋んぽの時やうさんぽでは、縄張りをひろげようと家具などあらゆるものにマーキングをしようとします。
- 甘える
うさぎは発情期には、飼い主さんに甘えてずっとくっついてくることがあります。
その他、縄張り意識が強くなり、縄張りに入ると威嚇して噛みつくといった行為が見られることもあります。
女の子
- 気性が荒くなる
気性が荒くなり、縄張りに入ると威嚇して噛みつこうとしたり、飼い主さんの言うことを聞かなかったりすることがあります。
飼い主さんが掃除のためにケージに手を入れると、巣を守ろうとするかのように縄張りを主張して噛みつこうとします。
そして、スタンピングをしたり、「ブブブッ」と怒ることがあります。
- 偽妊娠
実際は妊娠していないのに、妊娠した場合と同じ変化が体に起こります。
そうなると、自分の毛をむしって、巣を作ろうとします。
我が家のうさぎに見られた発情期の行動
我が家には現在男の子のホーランドロップがいます。
先代うさぎはミニうさぎの女の子でした。
うちのうさぎの場合、男の子と女の子では全く行動が違っていました。
先代みっふぃ(女の子)
7ヶ月頃からでしょうか、ホリホリが激しくなり、とても気性が荒くなりました。
縄張りに入ろうとすると、すぐに怒って、手に噛みつこうとしたりしてきました。
偽妊娠の行動も見られました。
毛をむしっていたので、禿げている部分が出てきました。
まとめると、、、
- 気性が荒くなる
- 縄張り意識が強くなる
- 偽妊娠
と言った行動が見られました。
つき(男の子)
つきは、みっふぃとは性別が違っていたのもありましたが、全く違った行動が見られました。
つきは、3ヶ月くらいから、お尻をバタバタさせるしぐさが見られました。
先ほども書きましたが、うさぎ専門店のスタッフに聞いたら、「それは発情期の行動だから、そのうち腰を振るようになるわよー。」なんて言われてまさにその通りになりました。
ずっと飼い主にくっついてきて、手をつかんでカクカクしようとしたり、ボールにカクカクしたりするようになりました。
しかも一日中この行動が見られて、寝てたかと思うと突然起き出してカクカクし始めたりするので、見ていてとてもしんどそうで心配になるほどでした。
また、甘えん坊になってずっと私の後をついてくるようになりました。
これは、可愛い行動だったんですけどね。
そして、あらゆるところに顎をすりすりして匂いをつけていました。
自分以外の匂いがついたものには、すぐにオシッコを飛ばしていました。
オシッコ飛ばしは掃除が大変なので、これはちょっと困りました。
余談ですが、自然界ならオシッコをいっぱい飛ばせば、モテモテになるそうですよ。
つきは、間違いなく自然界ではモテモテになっていたでしょう!
まとめると、、、
- 甘える
- スプレー
- マウンティング
- マーキング
と言った行動が見られました。
スタンピングは、特に見られませんでした。
うさぎの発情期の対処法
発情期の行動でも、放っておいても問題ないものもあれば、オシッコを飛ばしたり飼い主さんが困る行動や、カクカクしすぎて腰を悪くするなどの問題になる行動もあります。
これらの行動について対処法をまとめてみました。
飼い主の手にマウントさせない
うさぎは自分より下に見るものにマウンティングしようとしますので、飼い主さんの手にマウントすることはあまり良くありません。
飼い主さんの手や足にマウンティングしようとしたら、そっと手を離したり、代わりの物になるボールなどを与えてあげましょう。
ボールなどを与えてあげるといいです。
ボールは売っているものでもいいですが、手作りも出来ますよ!
私は手作りをしましたが、つきはボロボロになるまで使ってくれました。
トイレ以外で排せつ物をしたらすぐに掃除をする
トイレ以外でオシッコなどをしたら、匂いが残っているとまたそこにオシッコをしてしまうので、すぐに掃除をして匂いを消すようにしましょう。
縄張りに入らない
発情期のうさぎは、気性が荒くなっています。
自分の縄張りに入ってくるものに噛みつこうとしたりしますので、うさぎの縄張りに入らないようにしましょう。
また、うさぎはどんどん縄張りを広げていくので、部屋んぽの際にはサークルなどでうさぎの遊び場所を囲って縄張りを決めてあげましょう。
避妊や去勢も考えてみる
あまりに発情期の問題行動が酷いと、飼い主さんもうさぎ自身もストレスになります。
避妊や去勢手術は、リスクも伴いますし、メリットデメリットがそれぞれありますので、よく考えた上で決断するのがいいと思いますが、一度獣医師に相談してみるのもいいかもしれません。
つきが去勢手術をした時の記事も参考にしてみてくださいね☆
www.usagitokurasu.blog
先代うさぎのミッフィは、毛をむしる行動が減らないこと、病気のリスクを減らすためにも避妊手術をしました。
つきは何より本人がずっとソワソワしてカクカクしてるので、とてもしんどそうだったこと、またオシッコ飛ばしが凄かったことも考えて去勢手術をしました。
まとめ
以上、うさぎさんの発情期と発情期の行動、我が家のうさぎの場合についてまとめました。
参考になれば幸いです☆
参考サイト: