たれみみ日和

うさぎ歴15年。うさぎさんとの生活について発信しています。アラフィフ飼い主の日常も時々。。。両親他界、おひとりさま、必死に生きております。

うさぎの神経系の病気を知ろうー中耳炎・内耳炎・エンセファリトゾーン後半

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うさぎの神経系の病気を知ろうー中耳炎・内耳炎・エンセファリトゾーン後半

うさぎの神経系の病気を知ろうー中耳炎・内耳炎・エンセファリトゾーン後半

こんばんは!

昨日に引き続き、うさぎの神経系の病気についてまとめていきます。

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今日は、うさぎの神経系の病気を引き起こす、中耳炎・内耳炎・エンセファリトゾーンについて、詳しく解説していきます。

目次

うさぎの中耳炎・内耳炎とは?

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中耳炎や内耳炎は、ペットのうさぎに多く見られる病気で、原因は細菌感染によるものが一般的です。

外耳の感染が、鼓膜を通じて、中耳や内耳へ波及します。

内耳の顔面神経の障害を起こすと、顔面神経麻痺を起こしたり、頭蓋骨内に波及すると、斜頸、眼振を起こしたり、最悪の場合突然死の可能性もあります。

鼻炎や副鼻腔炎などの気道疾患から耳管咽頭口(口から耳につながるところ)、耳管を通して、二次的に前庭障害を起こすことがあります。

また、ロップイヤーは、耳が垂れているので湿気がこもりやすく、外耳炎を引き起こしやすいです。

耳ダニ症から、中耳炎や内耳炎を引き起こすこともあります。

症状

感染の重篤度と、その広がり方により症状は異なりますが、主に下記のような症状が見られます。

  • 食欲低下や歯ぎしりを事前に発症することがある
  • 斜頸、頭を振ったり、耳を掻いたり、耳を下げたり、ケージの床を掘るなど
  • 耳の紅斑、白色クリーム状の分泌物、耳道が腫れる
  • 顔面神経麻痺(顔面の非対象、瞬き不能、目脂)
  • 聴覚障害

しかし、外耳の分泌物が必ずしも、中耳炎だとは言えません。

538羽のの死亡解剖で、38%が中耳炎を発症していたが、生前に明らかな臨床症状はなかったというデータがあります。

脳に波及すると、突然死することもあるので注意が必要です。

診断

実は、中耳炎の生前診断は難しいと言われていますが、診断方法としては下記の二つが有用です。

  • X 線検査にて鼓室胞(頭に二つある)の評価
  • CT 検査

治療

  • 抗生物質
  • 炎症を鎮めるためのステロイド(長期投与は推奨されない)
  • ヒトの乗り物酔いに使うめまい薬
  • 外科的治療

外科的治療として、外耳道を切開して膿を出す手術をすることもあるが、あまり日本では一般的ではありません。

手術は、根治に至らないこともあり、術後に斜頸をより悪化させる可能性があるからです。

エンセファリトゾーンとは?

別記事に書きました。

神経系の病気のまとめ

中耳炎、内耳炎、エンセファリトゾーンの鑑別は非常に難しいので、こちらの病院での治療は、中耳炎・内耳炎・エンセファリトゾーン全てをターゲットにして治療するそうです。

神経系の病気は、発症から時間の経過とともに重篤化することが多いので、眼振や斜頸の症状が出たら、1日でも早く病院に連れて行くことが大切です。

ただ、よくなることもあれば、残念ながら突然死することもあります(特に中耳炎)。

まとめ

以上、うさぎの神経系の病気である、中耳炎・内耳炎・エンセファリトゾーンについてまとめました。

参考になれば幸いです☆