こんばんは(^-^)
6月に入り、暑い日が続くようになってきました。
うさぎさんにとって、日本の夏は蒸し暑く一年の中で一番過ごしにくい季節です。
うさぎの体には汗腺がほぼなく、汗をかいて体温を下げることが出来ません。
飼い主さんが住環境をしっかり管理してあげることで、過ごしにくい夏も快適に暮らすことが出来ます。
今日は、うさぎの夏の暑さ対策、夏のおすすめグッズ、うさぎの熱中症についてご紹介いたします!
目次
うさぎの快適温度とは?
うさぎに快適に過ごせる温度は18度から25度、湿度は40から60パーセントと言われています。
人間と違って、うさぎは汗をかいて体温を下げることが出来ません。
ではどこから熱を逃がすかというと、大きな耳です。
うさぎの耳には毛細血管がたくさんあり、外気にふれて熱を逃がして体温調節をします。
また、我が家のうさぎのつきのように、たれ耳うさぎは熱がこもりやすく体温が高くなりがちなので、しっかりと暑さ対策をしてあげましょう。
このようにうさぎは暑さには弱いので、出来れば冷房を24時間つけてあげるとともに、グッズを使って日本の暑さを快適に過ごせるようにしてあげましょう。
うさぎの夏の暑さ対策
うさぎの夏の暑さ対策は、飼い主さんがきっちりと行わなければいけません。
今の時期は、人間と同様に、うさぎもまだ暑さに慣れていないため、体調を崩さないように気をつけてあげてくださいね。
エアコンを正しく使う
エアコンは自動運転にして、室温が25度を上回らないようにしてあげるといいと思います。
(ウサギの種類や個体にもよるので、おうちのうさぎさんが快適に過ごせる温度を見つけてあげてください。)
エアコンの自動運転は、部屋が冷えるまでは強風でその後は弱風でと一番効率のよい運転をしてくれます。
弱風や微風にしておくと、かえって電気代がかかってしまうことがあります。
また、エアコンの風が直接うさぎさんに当たらないように気をつけましょう。
電気代も気になると思いますが、日本のじめじめした夏をエアコンなしで過ごすことは無理があります。
扇風機やサーキュレータをうまく使って部屋の空気を循環させると、省エネ対策にもなります。
ただし、汗をかかないうさぎさんに、扇風機の風を直接あててもあまり意味がないという意見もありますが、これに関しては確かな事は分かりません。
よく「朝は涼しかったのでエアコンをつけないで外出した」ということをよく聞きます。
夏の真昼は気温の高さもピークとなることを考えて、必ずエアコンはつけてあげてください。
ケージの置き場所
夏はケージの置き場所も気をつけてあげてください。
うさぎが家でお留守番をする場合、ケージで過ごすことが多いと思います。
ケージは直射日光のあたる窓際などに置かないようにしましょう。
また、エアコンの風が直接当たる場所も冷えすぎるので避けましょう。
温湿度計
温湿度計は、夏の温室管理には欠かせません。
エアコンの設定温度、お部屋の温度、うさぎのケージ付近の温度はそれぞれ違ってきます。
温室度計はうさぎのケージ付近に設置して、エアコンの設定温度と室温度計が何度になるのかをチェックして、うさぎの快適温度を保てるようにしてあげましょう。
暑さ対策グッズを使おう
うさぎ用に色々な暑さ対策グッズが販売されていますので、上手に使いましょう。
クールマット
アルミ製や大理石でできた乗るだけでひんやりとするマットです。
どちらも水汚れたらさっと洗って拭くだけなのでお手入れ簡単です♪
凍らせたペットボトル
お出かけの際にキャリーに入れたり、クールマットにおいてあげるとさらにマットが冷えます!
常に冷凍庫に予備を入れておくと、急なお出かけの際に便利です。
気をつけなければならないうさぎの熱中症
うさぎが、夏に最も注意しなければいけないのが熱中症です。
熱中症にかかると、けいれんやショック状態を起こし、最悪の場合は急性腎不全、脳障害などを起こし死に至る場があります。
熱中症の症状
- 耳や足の脇が熱い
- 心拍数が多い
- 呼吸が荒い
- よだれが出て、ぐったりとして動かない
- 鼻の穴を広げながら呼吸をしている、鼻の周りが濡れている
熱中症になりやすいうさぎ
- 免疫力が少ない高齢うさぎや子うさぎ
- 病中や病後のうさぎ
- 妊娠中のうさぎ
- 暑さに慣れていないうさぎ
- 肥満気味のうさぎ
- 長毛種のうさぎ
- 耳が垂れているうさぎ
- 多頭飼育のうさぎ
もしも熱中症になった場合!!
日頃から、うさぎの耳と後ろ足の脇の体温を飼い主さんが覚えてあげていると、おかしい時にすぐに気づくことが出来ます。
熱中症かもという症状が出たら、すぐに体温を下げてあげなければいけません。
下記の応急処置を行うとともに、すぐに動物病院へ連れて行ってください。
- 風通しのいい場所へ移動
- 全身を冷たいタオルや保冷剤で冷やす
- 冷風を当てる
- 意識があれば水を飲ませる
- すぐに動物病院へ連れていく
体、特に耳や後ろ足の脇を氷水で冷やしたタオルや保冷剤で冷やしてあげるとともに、すぐに動物病院へ連れて行ってください。
車移動の場合は必ずエアコンを入れて、エアコンの風を毛の中に当ててあげてください。
動物病院へ連れて行く時は、キャリーに保冷剤や凍らせたペットボトルを入れてあげてください。
よかったら動画もありますので、見て頂けると嬉しいです☆
まとめ
以上、うさぎの夏の暑さ対策、夏のおすすめグッズ、うさぎの熱中症についてご紹介しました。
今年の夏も、つきと上手に暑い夏を乗り切りたいと思います!
参考になれば幸いです☆