こんばんは(^-^)
うさぎはとてもグルメな動物だと言われています。
うさ飼いさんなら、お家のうさぎさんを見ているときっとお気づきでしょう。
きっと人間より味覚は優れているんじゃないかとすぐに想像出来ますが、実際うさぎにはどれくらいの味覚があるのでしょうか。
今回は、うさぎの味覚について調べてみました。
目次
うさぎの味覚はどれくらい?
うさぎの味覚はどれくらいなのでしょうか?
食べ物の味を感じるのは、味蕾(みらい)と呼ばれる、舌や軟口蓋(なんこうがい)にある食べ物の味を感じる小さな器官です。
*(軟口蓋とは、口の中の上側の硬い天井部分(硬口蓋:こうこうがい)より奥の柔らかい部分のこと)
下記は、脊椎動物の味蕾の数を比較した図です。
うさぎのような草食動物は、植物に毒性が無いかどうかを確認しなくてはならない必要性から味蕾の数が多く、うさぎには約17000の味蕾があると言われています。
人間の味蕾が5000から10000と言われているので、うさぎは人間よりはるかに微妙な味の違いが分かるようです。
また、味覚とは美味しいものを味わうためでなく、本来は腐っているものや口に入れると害になるものを感知するために発達した感覚であると言われています。
草食動物の味蕾の数は、肉食動物に比べはるかに多くなっています。
肉食動物は、だいたい食べる動物の種類も決まっていて生きた物しか食べないので、腐ったものを食べる心配がないため、味覚があまり発達していません。
しかし、草食動物は、多くの種類の草の中から食べられる草と食べられない草を判断するために味覚が非常に発達していると言われているのです。
野生のうさぎとペットのうさぎ
野生のうさぎは毒性を感じる能力が、植物が持つ毒性の化学成分が非常に多彩に富んでいるため、ペットのうさぎよりも優れていると考えられます。
また、ペットのうさぎは、中毒性のある観葉植物や人間の薬を誤って食べたりすることを聞いたことがあるので、好奇心の方が勝るため、野生のうさぎに比べると味覚が劣っているのだと考えられます。
ちなみに、我が家のうさぎのつきは、青りんごは食べませんが赤リンゴは大好きです。
うさぎは、とてもグルメな動物なんですね!
日頃から食事メニューを増やそう
うさぎには、日頃から様々な種類の牧草、野菜、果物を与えておくことをおすすめします。
うさぎの味覚への刺激になるだけでなく、食べられる食材が多ければ、体調が悪くて食欲が少し落ちているような時でも大好きなものだったら口にすることが出来るので、体調の回復が早くなります。
うさぎにとって食べることは生きることだからです。
また、日頃の食事メニューを増やしておくと、爪切り、ブラッシング、投薬など嫌なことを頑張った時のご褒美の切り札が増えます。
また、うさぎは食べることが楽しみの一つでもあります。
食べ物のバリエーションを増やすことで刺激が増え、うさぎの楽しみが増えるでしょう。
ただし、うさぎは本来新しい物事に対して保守的な動物なので、大人になって初めて遭遇した食べ物は警戒することがよくあります。
食事メニューのバリエーションを増やすためには、消化器官の働きが安定する生後4ヶ月ぐらいが適切だと思われます。
少しずつ色々な種類の食べ物に慣らしていって、愛うさぎさんの好物を見つけてあげておくといいでしょう。
ただし、一度に与える量はわずかにして、あげすぎには注意してくださいね。
味覚が変わる場合もある!?
様々な種類の食事で、小さい頃から慣らしておくといいは書きましたが、子供の頃に食べなかったものも味覚や嗜好が変わるのでしょうか、大人になってから食べることもあると言う話は良く聞きます。
なので、これは子供の頃に食べなかったから食べないと決めつけないで、大人になってからも挑戦してみましょう。
案外食べてくれるかもしれませんよ。
実際、我が家のうさぎのつきですが、子供の頃はイチゴを食べていたのが、今4歳ですがどうやらあまりお気に召さないようで食べてくれません(涙)
りんごは子供の頃食べていたのですが、途中嫌いになっていて、現在また大好きになってようです。
つき自身の中で、好みのブームがあるんでしょうか(笑)
なので、大人のうさぎにも少しずつ根気よく色々なものを与えてあげるといいでしょう。
食べず嫌いということもありますから。
そして、うさぎは味覚も優れていますが、嗅覚も大変優れています。
私が思うに、まず匂いで安全かどうかを確認して、安全なら口にしてみる。
それから、口の中で安全かどうかを再確認するという2段階を経て食べると考えられます。
まとめ
以上、うさぎの味覚についてでした。
うさぎの味覚はとても優れています。
我が家のうさぎ含め、うさぎはとてもグルメな動物なんですね。
日頃から食べるメニューを増やしておくことも大切です。
参考になれば幸いです☆