こんばんは(^-^)
久々にうさぎさんの雑学です。
今回は、うさぎさんの通称「マフマフ」についてご紹介します。
うさ飼いさんの間で呼ばれている「マフマフ」とは、うさぎさんの首下にある皮膚のたるみのことです。
このマフマフは、正式には「肉垂(にくすい)」、「肉垂れ(にくだれ)」、「頸袋(けいたい)」と呼ばれます。
それでは、このマフマフ=肉垂について詳しく見ていきましょう。
何故マフマフと呼ばれるの?
うさぎさんの首回りにマフラーのように出来ることから「マフマフ」略して「マフ」と呼ばれるのでしょう。
「マフマフ」は、「モフモフ」という言葉ともかけているとも言われています。
ちなみに、英語ではdewlap(デューラップ)」と呼ばれます。
うさぎの肉垂は何故出来るの?
うさぎの肉垂は女の子にしか見られず、ホルモン作用に影響されて出来ると言われています。
大きさには個体差があり様々です。
女の子うさぎには、赤ちゃんの頃はなくても大人になってくると肉垂が現れてきます。
ネザーランドドワーフのような小型のうさぎや長毛種のうさぎの肉垂は目立ちませんが、個体差もあります。
肉垂は肥満が原因で大きくなることもあります。
「でも、うちの子は男の子だけど肉垂がある」という場合には、それは太りすぎかもしれません。
脂肪がついて、肉垂に見えているだけかもしれませんので注意しましょう。
我が家のうさぎ
先代うさぎのミッフィは女の子でしたのでマフマフがあったのですが、あまり目立ちませんね。
現在一緒に暮らしているホーランドロップのつきは男の子で、やはりマフマフはありません。
うさぎの肉垂の役割
肉垂は、妊娠出産時や自然界で寒い冬を越すためのエネルギーを蓄えておくためのものだと言われています。
肉垂は避妊手術をすると大きくなりにくいと言われていますので、妊娠出産時のエネルギーを蓄えておくためという理由は、野生でもペットのうさぎでも当てはまりますね。
ペットのうさぎは通常部屋の中で過ごしているので寒さをしのぐためのエネルギーはそれほど必要なさそうなので、必要以上の食事やカロリーが摂取されるとがここに蓄えられてしまいます。
肉垂が大きくなりすぎるとどうなる?
エネルギーが過剰に蓄えられると肥満で肉垂が大きくなってしまい生活に支障をきたします。
具体的には下記のようなことが考えられます。
盲腸便が食べれない
うさぎは肛門に口をつけて直接盲腸便を食べます。
うさぎの盲腸便には、微生物の力で発酵されたタンパク質、ビタミンB、ビタミンKなどの栄養分がたっぷりと含まれています。
肉垂が大きくなると邪魔になって盲腸便が食べれなくなり健康障害を起こす可能性があります。
盲腸便をうまく食べれなくなると、盲腸便がお尻や足について毛や皮膚が汚れたり、栄養補給が十分に出来なくなったりします。
皮膚炎
肉垂が大きくなりすぎると、たるみが出来てひだになってしまい湿気がこもりやすくなり、湿性皮膚炎になりやすくなります。
毛繕いが出来ない
肉垂が大きくなりすぎると、邪魔になって上手く毛繕いが出来なくなるかもしれません。
毛繕いが上手く出来ないと、毛並みが悪くなったり皮膚を綺麗に保つことが出来ません。
うさぎは基本お風呂に入れませんので、毛繕いで綺麗に毛を保っているのです。
まとめ
以上、うさぎの肉垂についてご紹介しました。
おうちのうさぎさんが女の子でしたが、一度マフマフをよくチェックしてみてはいかがでしょうか?
参考になれば幸いです☆