こんにちは(^-^)
うさぎさんのチャームポイントと言えば、大きくて長い耳ですよね。
うさぎの耳が大きいのにはちゃんと理由があるんですよ。
また、うさぎの耳を見ていると、立てたり、寝かしたりと様々な動きをしているのが分かります。
鳴かないうさぎは、耳の動きで気持ちを語ると言っても過言ではありません。
今回は、うさぎの長い大きな耳が持つ役割を解説していきます。
うさぎの耳の役割とは?
うさぎの耳には、主に2つの役割があります。
集音器の役割
うさぎの大きくて長い耳は集音器の役割を持っていて、敵から逃れて生存するうえで不可欠な器官です。
人間は耳だけを動かすことは出来ませんが、うさぎの耳は付け根の筋肉が発達しているので、耳のみの方向を自由自在に変えることが出来て、周囲の音を聞き取ることが出来ます。
聴覚も優れていて、360から42000Hzの音を聞くことが出来ます。
人間が20から20000Hzと言われていますので、いかに優れているか分かりますよね。
ちなみに音の大きさはデシベル(db)、音の高さはヘルツ(Hz)で表します。
これにより、人間に聞こえない高い周波数の音を聞くことが出来ます。
つきのようなホーランドロップのようなたれ耳うさぎの場合、耳が垂れてふさがっているので、若干聴力が劣ると言われています。
聴力が劣るため余計な音が聞こえないので、温厚な性格だとも言われていますよ。
体温調整機能としての役割
うさぎは汗をかけない動物なので、耳で体温調整をします。
うさぎの耳表面には多くの毛細血管があり、血管を流れる時に血液が冷やされ、その血液が全身をめぐることにより体熱を下げます。
もし、今の時期のような暑い夏に熱中症になった場合は、耳を冷やしてあげると早く体温を下げることが出来ます。
また反対に、寒い時には血管が縮んで体熱が逃げないようにします。
うさぎは耳で気持ちを表す
うさぎを飼っていると、耳の動きによって、うさぎの様々な気持ちが分かります。
耳が立っている時
うさぎは聞きなれない音が周りから聞こえたりすると、耳を立てて何の音かを一生懸命聞き取ろうとします。
警戒した方がいい音だと判断すると、加えて足ダンをします。
また、暑い時には耳を立てて熱を逃がそうとします。
耳を後ろに寝かせる時
うさぎはリラックスしている時にぺたんと耳を後ろに寝かせます。
体もだらんと力を抜いて、寝そべり、目を瞑ってうとうとする事もあります。
しかし、怖い時や攻撃しようとしている時も同じように耳を後ろに寝かせます。
この場合は、体も緊張しているので固まっているので、リラックスしている時のように寝そべる事はありません。
たれ耳うさぎ、我が家のつきの場合
我が家のホーランドロップイヤーのつきは耳が垂れているので、下記の写真のように、耳を前に倒すしぐさをするときがあります。
観察していると、怖がっている時や警戒している時によくしています。
リラックスしている時は、後ろに寝かせていますよ。
おまけ
ママが立ち耳にしたときは、耳が立ちますw
まとめ
以上、うさぎの耳の役割を解説しました。
うさぎの耳には、集音器の役割と体温調節の役割があります。
そして、うさぎは、耳だけでも色々な気持ちを表します。
うさぎがリラックスしている時は、耳を撫でてあげたり、マッサージしてあげると喜んでくれますよ。
参考になれば幸いです☆
参考文献:新版 よくわかるウサギの健康と病気