こんばんは(^-^)
うさぎのあくびってとってもかわいいですよね。
うさぎのあくびの写真を撮りたいけど、なかなかシャッターチャンスが掴めなない飼い主です。
さて、人間は眠い時にあくびをしますが、うさぎもそうなんでしょうか?
うさぎがあくびをする理由は他にあるのでしょうか?
今回は、うさぎがあくびをする理由やあくびが多い時に隠れているかもしれない病気についてご紹介します。
目次
うさぎがあくびをする理由とは?
人間は、眠い時、疲れた時、退屈な時によくあくびが出ますが、結論から言うと、うさぎも人間と同じような時にあくびをします。
また、上記の理由以外にも緊張しているときに、あくびが出ることが分かっています。
寝ていて起きた時にあくびがよく出ることがあるので、あくびは覚醒を促すものと考えられています。
あくびをすることで、体を緊張に備えさせる役割があると言われているのです。
すなわち、うさぎも人と同じように、眠いとき、退屈なとき、緊張を和らげるとき、落ち着いている時、ストレスを緩和する時、寝ていて起きたときにあくびをすると考えられているのです。
私たちが目にするのは、毛づくろいのあとの落ち着いているとき、目覚めたときなど覚醒するとき、食後の眠いときなどに、うさぎが気持ち良さそうに前足を伸ばしてストレッチをしながらあくびをするところが多いのではないでしょうか。
またストレッチではなく、背中を丸めるようにしてあくびをすることもよく見かけます。
我が家のうさぎのつきは、毛繕いしたあとに背中を丸めてあくびをすることが多いです。
緊張を和らげるという意味で、外出先や動物病院であくびをするうさぎもいるので、うさぎがあくびをするのは、やはり人間があくびをするのと同じ理由なのでしょう。
あくびが出る仕組み
こちらの動画は我が家のうさぎのつきのあくびです。
実は、あくびが出る仕組みには色々な説があり、今だよく解明されていませんが、主に3つの説があります。
脳を刺激する
一つ目は、あくびをすることで、脳に刺激を与えることが出来ます。
あくびをする時は、大きく口をあけて筋肉を動かすので、神経を使って脳に強い刺激を与えて、鈍くなっている脳の動きを活発にしようとしているのです。
脳に酸素を送り込む
二つ目は、あくびをすることで、脳に酸素を送ることが出来ます。
あくびをする時は、息を大きく吸い込みます。
息を強く吸い込むことによって、新しい酸素をたくさん血液の中に送りこみ、酸欠になった脳や体の全体を活性化させています。
脳を冷やす
最後は、あくびはオーバーヒートした脳を冷やすためではないかという説が最近出てきました。
あくびによって血流を良くして、頭がよく働くようにするという説です。
実験では、氷などで頭を冷やした人の方が、あくびが出にくくなることが分かっています。
うさぎのあくびはうつる?
あくびが移る仕組みも、またよく解明されていません。
1つには、他人の行動や感情などを理解する脳の部分が関係していると言われています。
人から人へ、人からチンパンジー、さらに人から犬やサルにもあくびが移ることが分かっているのですが、人間もチンパンジーも小さい子どもにはあくびが移らないことが分かっています。
また、統合失調症や自閉症の人はあくびが移りにくいことからも、あくびは社会性が発達し共感することによって移ると考えられています。
また、ライオンのオスとメスが交尾をする直前に、大きなあくびをするのが観察されたりしていることから、あくびが何らかのコミュニケーションの役割を担っている可能性もあります。
人からうさぎにあくびが移るのかは、残念ながら研究結果がないので分かりません。
先に述べたことから、飼い主さんの感情を読み取って、共感してくれるうさぎならあり得るかもしれませんね。
うさぎから人へ移るかということもあるかもしれません。
また、飼い主さんが愛うさぎさんと一緒にくつろいでいて、眠くなりあくびが移ることはあるかもしれません。
あくびが多いと病気が隠れている可能性も!
うさぎのあくびは、生理現象なので問題ありません。
ただ、うさぎが特に理由がないのに頻繁にあくびをする場合は、もしかして病気が隠れているかもしれません。
病気の場合は、あくび以外に他の何らかの症状が見られます。
歯の病気
不正咬合などの歯の病気の場合は、あくびの他に、ごはんをうまく食べられない、よだれが出て顎の周りや前足が汚れるなどの症状が見られます。
心不全
心不全が隠れている時は、あくびの他に、食欲がなくなる、じーっとしていることが多い、呼吸が早くなって苦しそうにしている、口を開けて呼吸をしているなどの症状が出ます。
脳の病気
脳自体に問題がある場合には、立てなくなるなどの症状が出てきます。
まとめ
以上、うさぎのあくびについてご紹介しました。
うさぎのあくびは、生理現象です。
ただ、頻繁にあくびをして、他に症状が見られた場合は、病気が隠れている可能性があるので、獣医師に相談しましょう。
参考になれば幸いです☆
参考サイト