こんばんは(^-^)
うさぎさんの便には2種類あります。
それは私たちが良く目にするコロコロとした堅い便と、柔らかくてつぶつぶしたぶどうの房のような塊の便です。
後者の柔らかい便は盲腸便といいます。
今日は盲腸便について少し書いてみようと思います。
目次
うさぎの盲腸便とは?
盲腸便は通常うさぎさんが直接肛門に口をつけて食べるため、私たちはあまり見ることがありません。
ほとんどのうさぎさんは朝から昼にかけて盲腸便を出すことが多いようです。
堅い便はあまり匂いがありませんが、盲腸便はかなり匂いがきついです。
結腸で消化できない粗い繊維質は堅い便で排泄しますが、それ以外の栄養分は盲腸へ運ばれバクテリアにより発酵されて、栄養分の高い盲腸便として一度体外へ出します。
盲腸便にはタンパク質、ビタミン、微生物がたくさん含まれているので、これをうさぎさんは再び食べて栄養を取ります。
通常の便 盲腸便
ホーランドロップイヤーの盲腸便
他の種類のうさぎさんと比べると、ホーランドロップイヤーの子は盲腸便をたくさん出します。
特に、子うさぎの頃は体に比べて頭が大きいのでうまく食べることが出来ず、こぼしていることが多いので私たちも見ることが多いでしょう。
私もつきが子うさぎの頃は盲腸便がよく落ちていたので、もしかしてきちんと食べれていないのではないかと心配になり、うさぎ専門店のスタッフさんに相談したことがあります。
ホーランドロップイヤーの子は盲腸便が特に多いので、ある程度食べた後にこぼれていても十分に栄養が足りているということなので大丈夫だということでした。
盲腸便を食べれない原因は?
ただ、ペレットなどの食事内容で栄養を取りすぎていて、盲腸便を必要としていないとしたら問題ですので、その場合は食事内容を見直した方がいいと思います。
出来れば盲腸便から栄養をとってほしいからです。
大人のうさぎさんでよくあるのが、肥満が原因で盲腸便を食べることが出来ない場合です。この場合もペレットなどの食事内容やおやつを与えすぎていないかを見直してあげる事が必要です。
また、ストレスで消化機能が低下している場合などもたくさん出るようです。
傷跡をいじらないためなどでつけるエリザベスカラーを付けた場合は、盲腸便を食べたくても肛門に口が届かない為、床に落ちてしまいます。
その場合は、自分で食べることもありますが、飼い主さんが口にもっていってあげると食べてくれます。
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まとめ
盲腸便はうさぎさんにとって栄養がいっぱいつまった食べ物です。
もし、食べきれていなかったり落としていたら、原因を見つけてあげて、しっかり毎日食べてもらうようにしてくださいね☆