こんにちは(^-^)
うさぎを飼い始めると、去勢手術や避妊手術はどうするか?という悩みに出くわすと思います。
うさぎの去勢手術や避妊手術については、本当に必要なのか賛否両論があります。
また、色々考えた上で手術を決めても、いざ手術となると不安がいっぱいになる方も多いと思います。
今回は、うさぎの去勢と避妊手術について、病院選び、費用、手術後のケア、手術のメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
先代のみっふぃの避妊手術と、今飼っているうさぎのつきが実際に受けた去勢手術の詳細も交えて書いていきたいと思います☆
目次
うさぎの去勢手術と避妊手術について
うさぎの去勢手術や避妊手術については、病気でもないのに健康な体にメスを入れるので本当に必要なのかと疑問に思う方もいると思います。
私もかなり考えましたが、結局みっふぃもつきも手術をしました。
避妊手術
実は、女の子のうさぎは、3歳を過ぎると子宮系疾患の発生確率が50から80パーセントと高くなります。
発情期になれば、イライラして飼い主に噛みついたりするうさぎや、巣作りの為に自分の毛をむしる行動をとる子もいます。
このような理由から、避妊手術はかなりの確率で獣医さんからも勧められます。
また、女の子は1歳と過ぎると脂肪が増えて卵巣がみつけにくく手術の危険性が増すため、避妊手術をするなら生後1年以内がいいと言われています。
先代のみっふぃは女の子だったので、まさに上記のような行動をとり病院に相談したところ手術を勧められました。
当時の私はあまりうさぎに関する知識がなかったため、獣医師がいうならという感じで手術を受けました。
しかし、女の子の場合はお腹を切るので、術後の姿を見ているのが本当に可哀そうでした。
手術後もみっふぃは、とても期限が悪く怒っていたのを覚えています。
みっふぃは8歳目前で亡くなりましたが、大きな病気を一つすることなくとても健康な子でした。
去勢手術
男の子の場合は、絶対去勢手術が必要というわけではありません。
マーキングがひどい、発情がひどい、など一緒に暮らすうえで飼い主さんもうさぎさんもストレスになることがある場合にした方がいいようです。
女の子のように、何歳までに手術をした方がいいなどは特にありません。
私も始めは、つきの事を考えて、手術はしないでおこうと思っていました。
しかし、お家に来て数週間後(生後3か月くらい)から発情が始まり、1年を過ぎても毎日のようにソワソワし、手にマウンティングしようとして、ボールなどで腰を振る行動をしていました。
そして、疲れたから寝そべってても、すぐに発情行動をとるので、見ていてとてもしんどそうで可哀そうになってきました。
腰も毎日振っているので、将来ヘルニアなど腰を悪くしてしまう危険性があります。
特にホーランドロップイヤーのうさぎは、ヘルニアになる確率が高いとうさぎ専門店の方がおっしゃっていました。
そうなるとお尻をべちゃっと床についてしまうので、お尻がおしっこ焼けしてしたり将来つきがしんどい思いをするかもしれません。
私は、何か月も悩んで手術を決めました。
麻酔の危険性
犬や猫と比べて、うさぎさんは体が小さく、とても繊細な動物なため、手術における麻酔の危険性は避けられません。
病院でも、手術前に必ず麻酔の危険性について説明があると思います。
それを考慮して、手術をするべきかどうか決めなければなりません。
うさぎの去勢と避妊手術 病院選び
話せない動物だからこそ、うさぎの去勢と避妊手術の病院選びは、慎重にしなければいけません。
ここでは、病院選びのポイントを書いてみました。
口コミ
口コミは結構病院選びに利用する方は多いのではないでしょうか。
もし知り合いにうさぎを飼っている方がいれば、どこの病院がいいのか聞いてみるのもいいでしょう。
ネットの口コミも参考に出来ると思います。
私は、みっふぃの時は小動物が得意な有名な動物病院を知り合いから聞いて、底に決めました。
つきの時は、お迎えしたうさぎ専門店の方に聞いて決めました。
いずれも、病院も大切ですが、どの獣医師がいいかも大切なポイントです。
獣医師との相性
ある程度病院のまとを絞ったら、健康な体のうちに何件が病院に行って、爪切りや健康診断をしてもらいましょう。
獣医師の指名はためらわずした方がいいと思います。
病院自体は評判が良くても、うさぎを上手に見てくれる獣医師は限られている場合があります。
実はみっふぃの時に行っていた病院は、小動物が得意だということで知人から紹介を受けて行ったのですが、獣医師を指名せずに診察してもらったところ、ただの爪切りがうまく出来なくてそのまま帰ってきた経験があります。
後日、知人がおすすめしている獣医師を指名してやってもらいました。
そして、獣医師との相性もみておきましょう。
診察のやり方を観察する
診察のやり方をきちんと観察しましょう。
うさぎの場合、暴れて高い台から落ちると骨折しやすい為、うさぎを良く知っている獣医師は診察台には乗せずのに床にタオル等を敷いて診察してくれまる。
また、動物は話すことが出来ないため、しっかりと飼い主さんの話を聞いてくれるかどうかも大切なポイントです。
大きな処置は診察室の後ろに連れていかれて、飼い主は待合室で待つ場合も多いです。これは仕方ない事だと思います。
しかし、簡単な処置であればお願いして飼い主の目の前でしてくれるかどうかも大切なポイントです。
あまりに断るところは、ちょっと信用出来ないなと思ってしまいます。
だって、後ろでどんな状態で診察されているか分かりません。
研修医が対応しているかもしれません。
例えば、今つきが行っている病院は、つきが結膜炎になった時に診察室で私の目の前で目と鼻の洗浄をしてくれました。
また、簡単な点滴などであれば目の前でしてくれます。
飼い主が状況を見ることが出来るので安心ですし、その方がうさぎのストレスをなくすことも出来ます。
うさぎの去勢と避妊手術の費用は?
うさぎの去勢と避妊手術の費用は、相場として、避妊手術の場合は40000円前後、去勢手術の場合は30000円前後と言われています。
しかし、病院、うさぎの年齢や健康状態、手術方法、事前検査の種類にもよっても様々です。
ちなみに保険は効きません。
例えば、去勢手術をしようとしたら、精巣が腫れているなどの病的症状があれば保険は効きます。
私とつきが行っている病院は、診察代がちょっと高いかなと普段から思っています。
つきの去勢手術は、全て含めて約40000円でした。
しかし、知り合いからの紹介であること、とても丁寧にいつも診察してくれること、獣医師とのコミュニケーションがしっかりととれることを考慮して、今の病院に決めました。
つきの去勢手術の費用の詳細
- 手術前の検査
レントゲン 4000円
採血 500円
血球検査CBC 1500円
血液生化学検査 4500円
- 手術当日
手術費用25000円
内服薬(抗生物質と胃腸薬) 7日分 2100円
ハーネス 1200円
- 抜糸に行ったとき
抜糸 1000円
内服薬(胃腸薬のみ) 7日分 1820円
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合計 41620円
うさぎの去勢と避妊手術後のケア
去勢手術や避妊手術が終わった当日は、ゆっくり休ませて安静にしてあげてください。
ほとんどのうさぎが手術後を舐めたりしてしまうので、エリザベスカラーをつけることになります。
エリザベスカラーをつけると行動に制限がかかり、盲腸便が食べられなかったり、かなり不自由になります。
そして、1週間ほど投薬しなければなりません。
薬嫌いなうさぎは大変です(汗)
そして、手術跡の傷口が炎症をおこさないためにも、ケージやお家の中は清潔に保ちましょう。
うさぎの去勢と避妊手術のメリットとデメリット
去勢や避妊手術には危険が伴いますが、メリットになることもあります。
メリットとしては、病気を防ぐことが出来たり、飼い主もうさぎ自身もストレスが減ることです。
デメリットは、やはり麻酔の危険性が一番だと思います。
手術のメリットとデメリットの詳細は、下記にまとめました。
女の子 ♀ | 男の子 ♂ | |
メリット |
子宮、卵巣、乳腺の病気を防ぐ 偽妊娠行動を防ぐ |
精巣の病気を防ぐ スプレー行為やマウンティングの減少 |
攻撃性の減少 望まない繁殖の防止 |
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デメリット | 手術の危険性(全身麻酔の危険性が他の動物より高い) 術後のケア(食欲低下、傷口の炎症) 肥満になる傾向がある |
みっふぃとつきは、手術をしてよかったと思っています。
みっふぃは、術後は毛をむしることがなくなり、攻撃性も落ち着きました。
我が家のつきは、手術後あんなに酷かった発情がピタッととまり、穏やかに過ごしています。
飼い主としては、甘えん坊なところが減ったので寂しい気もしますが、つきが楽になったならそれでいいと思っています。
実は、術後一年位したら、性格の甘えん坊な部分は戻ってくるとも言われていますが、本当のようです。
最近、ごくたまにカクカクしたりするんです!
まとめ
今回はつきの去勢手術の体験を交えて、うさぎさんの避妊手術と去勢手術についてまとめました。
最終的に決めるのは飼い主さんなので、信頼できる獣医師とよく話し合いながら、うさぎさん自身の事を良く考えて決めてくださいね。
この記事が、少しでも参考になれば嬉しく思います☆