たれみみ日和

うさぎ歴15年。うさぎさんとの生活について発信しています。アラフィフ飼い主の日常も時々。。。両親他界、おひとりさま、必死に生きております。

うさぎは蚊に刺される?リスクと対策を徹底解説!

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うさぎは蚊に刺される?リスクと対策を徹底解説!

うさぎは蚊に刺される?リスクと対策を徹底解説!

こんばんは(^-^)

10月に入りましたが、蚊に刺されました!

近年の夏は暑すぎるのか、夏の間は蚊に刺されないのですが、涼しくなる今頃によく蚊に刺されます。

ちょっと信号待ちで止まっている時や、自転車置き場に自転車を止めている一瞬の隙に噛まれたりします。

蚊も、この時期には子孫の繁栄に必死なんだとか!

さて、うさぎを飼っていると、ふと疑問に思うことがあるかもしれません。

それは「うさぎも蚊に刺されるのか?」ということです。
うさぎたちも私達と同じように蚊に刺されるのでしょうか?

この記事では、うさぎと蚊の関係、刺された時の対処法、予防策などについて詳しく解説していきます。

うさぎは蚊に刺されるのか?

結論から言うと、うさぎも蚊に刺される可能性があります

蚊は哺乳類の血液を吸う習性があり、うさぎもその対象になります。

ただ、うさぎの毛は密集しているので、蚊が刺しにくいとも言われます。
しかし、耳や鼻などの皮膚が薄い部分は、蚊にとって狙いやすい場所なので注意しましょう。

うさぎが蚊に刺されること自体は、人間と同じく大きな問題になることは少ないと考えられていますが、蚊に刺されて病気にならないとは限りません。

蚊に刺されることで心配な病気

蚊に刺されることで、うさぎが病気にかかるリスクもあります。
特に気をつけるべき病気として、以下が挙げられます。

ミクソマトーシス 粘液腫症(ねんえきしゅしょう)

ミクソマトーシスは、野生およびペットのうさぎの間で広まりやすく、一度感染すると治療が難しく死にいたることが多いため特に予防が重要です。

ミクソマトーシスは、主に蚊やノミ、シラミなどの吸血昆虫によってうさぎに感染します。

これらの昆虫が感染したうさぎの血液を吸い、その後に他のウサギにウイルスを移すことで広がります。

また、うさぎ同士の直接接触によっても感染することがあります。
特に、鼻や目の分泌物、傷口などを介してウイルスが移ることがあります。

感染すると、まぶたや唇、鼻などの感染した部分の皮膚が腫れて膨らみます。
その後、体温が40℃以上に上がります。

腫れによって顔全体が膨らみ、耳が垂れ下がり、最終的に昏睡状態になって死亡することがあります。

日本での発生は稀ですが、うさぎが蚊やノミ、ダニに刺されないように注意してあげましょう。

野兎病(やとびょう)

野兎病は、野生動物の疾病で、蚊などの吸血する虫によって感染することがあります。

野兎病は、ツラレミアとも呼ばれる細菌感染症です。

主にウサギや他の野生動物が感染し、人間にも伝染する人獣共通感染症です。
感染すると、敗血症を引き起こし死亡する可能性があります。

この病気は、日本国内ではまれですが、北アメリカ、ヨーロッパ、ロシアなどの地域で発生が報告されています。

接触や空気感染、ダニ、蚊、シラミなどの吸血昆虫を介して病原菌が伝染します。

うさぎが蚊に刺されたら?

うさぎが蚊に刺されたら?

うさぎが蚊に刺されたら?

うさぎが蚊に刺された場合、次のような症状に注意しましょう。

  • かゆみや腫れ
  • 刺された部分をかく、こする
  • いつもと違う様子、元気がなくなる

蚊に刺された後、明らかな異常が見られたら、すぐに動物病院に連れて行くことが大切です。

蚊からうさぎを守るための対策

うさぎを蚊から守るためには、次のような予防策を取りましょう。

1. 蚊のいない環境を作る

蚊が室内に入らないようにすることが大切です。
窓や戸を開けた時に、外から蚊が入ってこないように、虫よけグッズを活用しましょう。

2. うさぎ用虫除けグッズを活用

うさぎでも使える虫除けグッズが市販されています。

うさぎに安全な成分でできているものを選び、使用する際は飼い主が注意深く管理しましょう。

こちらはケージの周りに吹きかけるだけで蚊やダニを寄せ付けなくしてくれます。

うさぎさんの体に直接吹きかけることが出来るスプレーもあります。
うさんぽなどの前後に使えます。

3. 蚊取り線香は使っていい?

蚊取り線香の主成分であるピレスロイドは、うさぎや他の哺乳類に対してあまり強い影響を与えないため、基本的に使用しても問題はないと言われています。

ただし、密閉された部屋や、うさぎのケージの近くで使うのは避けるようにしましょう。

ペット用の蚊取り線香は、主に屋外での使用を想定して作られており、通常のものよりも煙が多かったり、香りが異なっていたりします。

そのため、室内で飼っているうさぎには、ペット用にこだわらずとも問題ない場合が多いでしょう。

4. 庭の水たまりをなくす

屋外でうさぎを飼っている場合、庭に水たまりができやすい場所をなくすことが大切です。

蚊は水たまりに卵を産むため、こまめに水がたまらないように管理することが効果的です。

まとめ

うさぎも蚊に刺される可能性があり、ミクソマトーシスや野兎病(やとびょう)などの病気にかかるリスクがあります。

しかし、予防策をしっかりと行うことで、うさぎを蚊から守ることができます。

蚊の発生する季節には、うさぎの健康を守るために環境を整え、万が一蚊に刺された場合は早めの対応を心掛けましょう。

うさぎの健康を守るため、快適な環境作りが必要です。

参考になれば幸いです☆