こんばんは(^-^)
うさぎの健康を維持するためには、バランスの取れた食事が大切です。
牧草はうさぎの主食であり、消化器官や歯の健康にとって大切な役割をはたしています。
あなたの愛うさぎさんは牧草をたくさん食べてくれますか?
この記事では、うさぎの牧草の選び方、与え方、また牧草を食べないと引き起こすうさぎの病気についても詳しく解説していきます。
あなたのうさぎさんが牧草をたくさん食べてくれるようになるヒントがいっぱい詰まっています!
うさぎに牧草はなぜ大切なの?
うさぎの主食は牧草です。
ペレットが主食ではありませんよ。
では、牧草はなぜうさぎにとってそんなに大切なのでしょうか?
うさぎの歯は一生伸び続けます。
そこで、牧草をしっかり噛んで食べることで歯の伸びすぎを防ぐことが出来ます。
うさぎは、牧草を前歯で噛み切り、奥歯ですり潰しながら食べます。
牧草を食べているのを見ていると、すり潰している時に上下の歯が左右に動いているのが分かります。
うさぎは、牧草をしっかりすり潰して食べることで歯を適切な長さに保っているのです。
また繊維質豊富な牧草を食べることで、胃腸の働きを活発にしてくれてうさぎに多い病気「うっ滞」を防いでくれます。
このように、牧草はうさぎの健康を保ってくれるとっても大切な食べ物なんです。
みんな牧草をいっぱい食べようね!ボクは毎日たくさん牧草を食べるよ!
牧草の選び方
牧草には非常にたくさんの種類があります。
一般的に子うさぎには栄養価の高いアルファルファ、大人のうさぎには繊維質豊富なチモシーを与えるといいと言われています。
しかし近年では、子うさぎの頃からチモシー牧草を与える育て方をするお店もあります。
ペレットの質が向上してきているので、ペレットで栄養を取ることが出来るからです。
ボクがいたお店では、赤ちゃんの頃からずっとチモシー1番刈りを食べていたよ!
牧草選びは本当に難しいですが、根気よくあなたのうさぎさんが好きな牧草を見つけてあげることが大切です。
例えば、1番刈りを食べなければ2番刈りや3番刈りを試す、チモシーを食べなければ同じくらい繊維質豊富なオーツヘイを試す、またプレスの仕方や産地によっても味や香りが違いうので、色々と試してみることが大切です。
下記のような、牧草のお試しセットが販売されているので試してみるのもいいでしょう。
牧草の適切な与え方
牧草は切らさないように食べ放題にしておきましょう。
でも、どのくらいの量をあげればいいのでしょうか?
適切な量はうさぎによって変わってきますので、与えていきながらあなたのうさぎさんの食べる量を知るようにしましょう。
牧草は香りがポイントになるので、1日経つと香りが飛んでしまってうさぎは食べてくれません。
ケージの掃除の時に、もったいないですが食べ残した牧草は全て捨てて、1日1回は全て新しい牧草を入れてあげましょう。
ボクは夜の掃除の時に新しい牧草に取り換えてもらうよ。
そして朝には牧草が少なくなってるから、なくならないように足してもらうよ。
牧草の保菅方法
牧草は湿気に弱いので、鮮度を保つために専用の入れ物に入れて保管するのがおすすめです。
ボクの使ってる牧草入れはこれだよ!
でも今売ってないみたいだから代わりのものを載せとくね!
うさぎが牧草を食べてくれない時の対策
さてうさぎの主食は牧草と言いましたが、「牧草大好き!」って感じで食べてくれる子は実はなかなかいないのではないでしょうか。
ペレットやおやつの食いつきに比べたら、やはりお腹がすかないと食べてくれないのが現実です。
飼い主さんそれぞれうさぎが食べてくれるように色々と工夫されていると思いますが、ここでもいくつか対策をご紹介します。
牧草を代えてみる
先程も書きましたが、牧草には様々な種類があります。
チモシー1番刈りが一番手に入りやすいので与えている飼い主さんは多いでしょう。
でももし食べてくれなかったら、硬い牧草が苦手なのかもしれません。
2番刈りや3番刈りを試してみましょう。
柔らかい牧草なら食べてくれるかもしれませんよ。
チモシーにこだわらず、他の種類の牧草を試してみるのも方法です。
オーツヘイはチモシーと同じくらい繊維質豊富が豊富です。
ただ、少しお値段が高いのが難点なんですけど。
ボクは1番刈りが苦手なんだ(汗)
だから、オーツヘイとチモシー2番刈りを食べてるよ!
またプレスの仕方や産地によっても味や香りが違ってきます。
アメリカ産を食べなかったらカナダ産や北海道産といったものを試してみましょう。
ペレットやおやつを減らしてみる
次は、ペレットやおやつを減らしてみるということです。
これは王道の方法だと思いますが、ペレットやおやつをあげ過ぎている飼い主さんが多いかもしれません。
ペレットやおやつを減らすとお腹がすくので、自然と牧草を食べてくれるようになるでしょう。
牧草袋の底の粉は捨てる
牧草袋の底って、細かい牧草や粉ばかりですよね。
1/3くらいの量は粉ばかりってこともありますよね。
もったいないかもしれませんが、うさぎは食べてくれませんので思い切って捨てましょう。
私も以前はもったいないので細かい牧草や粉もあげていたんですが、結局は食べてくれず捨てるだけなので与えるのはやめました。
長すぎる牧草は切る
牧草って季節によって色も状態も様々ですよね。
なるべく同じ状態のものをあげたいですが、こればかりは自然のものなので仕方がないかなと思います。
基本的にうさぎは長い牧草を上手に食べることが出来るような口の構造になっています。
しかし、牧草の中には長すぎる牧草が混じっていることがあるんですよね。
私がいつも購入している牧草で、今回のパッケージは長い牧草がたくさんありました。最初はそのままあげていたんですが、つきが食べようとするんですが食べにくそうで、長い牧草は避けているようでした。
そこで、長い牧草ははさみで切って少し短くして与えてみました。
そうすると結構食べてくれるようになりましたよ。
毎日取り換える
先程も書きましたが、牧草は1日1回新鮮な牧草と取り換えてあげることが大切です。
牧草入れを変えてみる
牧草入れも様々あります。直置きできるような牧草入れにどさっと入れてあげると食べる量が増えたという声も聞きます。
ボクはこんな牧草入れを使っているよ
うさぎの耳の形がかわいいでしょ♪
この牧草入れに「ふわっと盛って」あげてみてください。
この方法は、大袈裟かもしませんが私が最近発見した方法なんです!
今までは牧草をいっぱい食べてもらおうと、ちょっと押し込んで入れていたんですよ
でもあまり減っていないなーと思い、ある時ふわっと盛ったんです。
そしたら、意外とモリモリ食べてくれたんです!
人間と同じで、やはり盛り方で一つで、美味しそうに見えたり見えなかったりするのかなと思いました。
例えばご飯を盛る時に、ぐっと押し込むよりも、ふわっと盛った方が美味しそうに見えますよね。
これと同じです。
うさぎが牧草を食べないとどうなる?
もし牧草を食べないと、うさぎにとって大切な繊維質が十分に取れなくなります。
そうなると下記のような病気になる可能性があります。
不正咬合
うさぎの歯は一生伸び続けます。
通常は、牧草をすり潰して食べることで歯を適切な長さに保っています。
もし牧草を食べなくなったら、歯が伸びすぎて噛み合わせが悪くなる病気「不正咬合」になってしまいます。
不正咬合になってしまったら、一生歯を削ったり切ったりするために定期的に動物病院へ通わなければいけない可能性があります。
うっ滞
牧草の繊維質が不足すると、胃腸の働きが悪くなってしまい「うっ滞」を引き起こす可能性があります。
うっ滞とは、食欲がなくなり胃腸の動きが滞ってしまう病気のことです。
命にかかわることがあるので注意しましょう。
うっ滞はうさぎが最もかかりやすいの病気の一つで、よく聞く「毛玉症」「食滞」もうっ滞の一つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
うさぎさんには、たくさん牧草を食べてほしいですよね。
あなたも、おうちのうさぎさんに合った牧草の与え方を見つけてくださいね。
以上、参考になれば幸いです☆