こんばんは(^-^)
うさぎをこれからお迎えしようという方、どんな種類のうさぎをお迎えしたいですか?
うさぎにも様々な種類がいます。
我が家のうさぎのつきは「ホーランドロップ」という種類のうさぎです。
ピーターラビットのモデルになった「ネザーランドドワーフ」と並んで、よく知られている種類です。
ホーランドロップイヤーは一般的に、穏やかな性格で、人懐っこく、初心者に飼いやすいと言われていますが、実際どうなんでしょうか?
今回は、人気のホーランドロップイヤーの特徴について詳しくご紹介します。
目次
- ホーランドロップイヤーはどんなうさぎ?
- ホーランドロップはどこでお迎え出来る?
- 我が家のホーランドロップのつきの特徴
- ホーランドロップと暮らす上で気を付ける事
- ホーランドロップがなりやすい病気
- まとめ
ホーランドロップイヤーはどんなうさぎ?
ホーランドロップは、オランダ起源でたれ耳うさぎの中では最も小さい種類です。
別名ミニ・ロップとも呼ばれています。
歴史
1945年より オランダのブリーダーであるアドリアン・デ・コックが1994年からフレンチロップイヤー*1の小型種を開発していた
↓
1952年 ネザーランドドワーフ*2の男の子とフレンチロップイヤーの女の子とを交配したが、望んでいた品種は生まれなかった。
↓
フレンチロップの男の子とネザーランドドワーフの女の子を交配したところ、6羽の小さな垂れ耳うさぎが生まれた。
↓
そこで、イングリッシュロップ*3の男の子とネザースターを交配したところ、2羽の立ち耳うさぎと3羽の半垂れ耳うさぎが生まれた。
↓
半垂れ耳うさぎと最初の6羽のうちの1羽の垂れ耳うさぎと交配させたところ、現在知られるホーランド・ロップが生まれた。
↓
1976年 全米ショーで初公開されて「ホーランドロップイヤー」と名付けられた。
1980年にアメリカのうさぎ協会(ARBA)で公認品種となりました。(wikiより)
特徴
ホーランドロップは、アップルヘッドと呼ばれる大きな頭、垂れた可愛い耳、筋肉質な体が特徴です。
個体にもよりますが、体重は平均約1.4から1.8kgです。
性格は、温厚で人懐こく警戒心が少ないので、初心者に飼いやすいと言われています
好奇心旺盛なうさぎなので人見知りをあまりしません。
甘えん坊な一面もあり、飼い主さんの後をついてまわるうさぎもいます。
ホーランドロップは、アメリカでペットセラピーの現場で使われたりもしています。
毛色は、単色からブチが入ったものまで様々なカラーがあり、全部で30種類以上あると言われています。
ARBA(アメリカンラビットブリーダーズアソーシエーション)と品種の基準が記載されているSOPによると、ホーランド・ロップは、以下の8色のグループに分けられます。
- アグーチ
- ワイドバンド
- セルフ
- シェイデッド
- タンパターン
- チックド
- ポインテッドホワイト
- ブロークン
それぞれの詳細はこちらの記事をどうぞ。
平均寿命
昔は、ペットうさぎの寿命は約7から8年といわれていました。
しかし最近は、医療の発達やうさぎを診れる獣医が増えてきたため、その寿命は伸びています。
10歳を超えるうさぎも結構いて、ホーランドロップも例外ではありません。
性別の違いはある?
うさぎは一般に、男の子の方が甘えん坊で、女の子は気が荒いことが多いです。
ホーランドロップは、品種として人懐っこい性格なので、あまり性別の違いはなさそうです。
ホーランドロップはどこでお迎え出来る?
ホーランドロップは、一般的にペットショップやうさぎ専門店からお迎えすることが多いです。
価格は、お迎えするお店や血統書の有無によりさまざまで、1万円から11万円になります。
他には、里親さんから譲り受ける方法もあります。
ペットショップで購入
ペットショップでは、ホーランドロップと記載されていても、純血種が少なく混血種である場合が多いです。
そのため価格は、1万から3万円程度になります。
うさぎ専門店で購入
うさぎ専門店にいるホーランドロップは、自家繁殖しているので血統書が付いていることが多く、価格は5万~11万円程になります。
基本的には小さい頃の方が値段は高く、大きくなるにつれて安くなる傾向があります。
里親からお迎えする
何らかの理由で飼えなくなったうさぎが、里親募集に出されていることもあります。
下記のようなホームページで募集が出ています。
ウサギ(小動物)の里親募集情報 :: ペットのおうち【月間利用者150万人!】
我が家のホーランドロップのつきの特徴
我が家のホーランドロップのつきは、一般的に言われる特徴に当てはまっています。
温厚でマイペース、人懐っこい性格です。
うさぎイベントに連れて行った時は、知らない人のところに行き膝に手をつくので、「かわいいー」と褒められたりします!
飼い主大喜びです!
体重は1.8kg、毛色はブルートート(ブルーとうす茶が混じった色)でとても綺麗な色をしています。
光の当たり方によってブルーが強く見えたり、茶が強く見えたり、シルバーに見えたり、「綺麗ですね」と褒められることも多いです。
ホーランドロップと暮らす上で気を付ける事
ホーランドロップうさぎと暮らす上で、気をつけることはなんでしょうか。
牧草は食べ放題に!
ホーランドロップも含めて、うさぎの主食は牧草です。
ただし牧草だけでは栄養分が足りないのでペレットで補うようにします。
温度・湿度管理
どのうさぎにも当てはまりますが、体調管理において、温度と湿度管理はとても重要です。
特にホーランドロップのうさぎは、他のうさぎさに比べて、耳が垂れていることで熱がこもりやすく体温が高くなりがちなので、暑さには十分気をつけてあげましょう。
夏は、エアコンやクールグッズを利用して温度と湿度管理をしっかりとしましょう。
ブラッシングはしっかりと!
ホーランドロップのうさぎは、毛並みがとても豊かで毛量が多いです。
そのため換毛期の抜け毛が特に多いので、念入りにブラッシングして、毛づくろいの際に毛を飲み込まないように気をつけてあげることが重要です。
遊びが大好き
ホーランドロップイヤーは人なつっこい性格もあり、遊びが大好きです。
ストレスを溜めることなく日常を過ごせるようにしてあげましょう。
例えば、穴を掘るしぐさや、物を齧ることは本能からきているものなので、辞めさせることは難しいです。
そのことで、飼い主さんが怒ったり神経質になってばかりでは、うさぎにもストレスがかかります。
齧ったりホリホリ出来るおもちゃを与えてあげて、思う存分掘らしてあげたり齧らせてあげたりしましょう。
ホーランドロップがなりやすい病気
うさぎはとても繊細な動物なので、環境の変化に敏感です。
日頃の体調管理をしっかりとしてあげましょう。
ここでは、うさぎの中でもホーランドロップに特に気をつけてほしい病気をご紹介します。
外耳炎・中耳炎
ホーランドロップは耳が垂れているので、耳に湿気がたまって細菌感染を起こし、外耳炎や中耳炎を起こしやすい傾向にあります。
また、立ち耳うさぎと違って耳をひっくり返さなくては耳の内側が見えないので、定期的にチェックしてあげましょう。
耳をかゆがったり、痒みの為に頭を振ったりするようなことが頻繁にみられるようであれば、早めに動物病院を受診してください。
放っておくと内耳炎に進み、斜頸(しゃけい)、運動失調、眼振などが起こる可能性もあります。
胃腸うっ滞
胃腸うっ滞はうさぎがなりやすい病気です。
ホーランドロップは毛量が多いので換毛期には抜ける毛量もとても多いです。
毛繕いの際に多少は飲み込んでしまうのですが、少しでも飲み込む毛の量を減らしてあげることで胃腸のうっ滞を避けることが出来ます。
ホーランドロップは短毛でも毛量が多いうさぎなので、定期的なグルーミングが必要です。特に換毛の時期には丁寧にブラッシングをしましょう。
毛玉が胃腸に溜まり消化管が詰まると、小さいウンチが出たり、毛でつながったいびつな形のウンチになります。
食欲がなくなり食べなくなると消化管が動かなくなり、最悪の場合命の危険性があります。
うっ滞はサイレントキラーとも言われる怖い病気なので、ブラッシング、牧草などの繊維質をしっかり食べることが大切です。
鼻涙管閉塞
何らかの原因で、鼻涙管(目の涙管と鼻をつなぐ管)が詰まってしまう病気です。
細菌感染などが原因のこともありますが、ホーランドロップは顔が短いため、鼻涙管が詰まりやすいとも言われています。
鼻涙管が詰まると定期的に鼻涙管の洗浄を動物病院でしてもらわなければいけません。
鼻涙管あたりをマッサージしてあげることも効くと言われています。
まとめ
以上、ホーランドロップうさぎについてご紹介しました。
どのうさぎさんにも個性があるので性格は様々ですが、一般的にホーランドロップは初心者の方に飼いやすいうさぎだと言えます。
大人しい子、いたずら好きな子、どんな子にしても一度飼い始めたら、最後まで責任をもって幸せにしてあげてくださいね☆